ごあいさつ(私見)


今から、約15,000年前頃から、3,000年前頃までの 12,000年を縄文時代といい、土器の模様に縄目の跡がある事でそう呼ばれた。 自然と共生することで、10,000年以上平和な時代を営んでいた。人の遺伝子情報が出来るのに、10,000年を要すると言われている。 現代の私達が経験している基礎に、縄文時代の基層文化がある。そうであるならば、その時代を尊び生かす事がホモ・サピエンスとしての生き方ではないだろうか。

生活習慣病の対処方法は、食事療法・運動療法が中心である。 1日8,000〜10,000歩く事が必要だ。これは、狩猟に1回8〜10q歩いた事が根拠になっている。

30品目を食べなさい。その時代、四季の恵みをたくさん利用して食した。 満腹ではなく、腹7〜8分目の状態であった。飢餓遺伝子として、現在体内にある。

その時代、介護もすでにあった。年長者を敬い家族を大事にし、狩猟には集団としての協力、何より戦いはなく、コミュニケーションを大事にしていた。

現在、生活習慣病、メタボリックシンドロームと呼ばれ、運動不足、食べ過ぎ、太り過ぎが問題となっている。

人も動物の一員。動く物として、鉄は使わないと錆びつき、よどんだ水は腐ります。宇宙万物の法則で、心身脳とともに動かさないとみるみる衰え、 動かしている限り若さを保つことができる。歩かない人は心臓病・糖尿病を患う人が多い統計から「生活不活発症」という言葉が生まれました。 老化が足腰からやってきます。健康寿命を目指すなら、歩け歩けです。不便を楽しむ事である。


NPO法人ルネサンス 理事長 近藤 徹


特定非営利活動法人ルネサンス設立の目的


高齢者の健康規準は病気の有無ではなく生活機能の自立にある
1984年世界保健機関

21世紀の日本は超高齢社会です。戦後のベビーブームが65歳以上になったのは2010年からです。 人口の4人に1人が高齢者と呼ばれる人たちです。しかし高齢者は元気です。 人生80年と呼ばれ90歳以上の方も大勢います。 健康で長生きは誰もが希望する事です。 2021年人生100年時代になりました。

そこで我々は「自立こそ健康の基本」である事を目的とした高齢長寿学を皆で勉強し実践していく 生涯健康学習に関する研修会などの企画運営事業を行う事にしました。

高齢者の健康は生活機能(ADL)における自立、 その機能を維持増進させるために食生活、栄養、生涯体育(運動と休養)、 社会活動(仕事、家事、社会参加、趣味)を学び実践し生涯元気で生きがいをもって過ごせる環境づくり、 システムづくりをする。

この企画と運営は、一部の人が行うのではなく誰もが参加でき、何かを学びたいといった気持ちを抱いている人々が自由な発想で自主的に知恵を出し合い市民レベルでの知識を取得する。

また、社会活動の仕事については現行の60〜65歳の定年制を撤廃すべく75歳、又は生涯現役で就労できる環境をつくる。 高齢者が中心となって会社を起こし経営し年金を受け取る側から納税する立場になる。 農業、林業に従事し第1次産業を活性化させる等。 高齢化社会には明るい未来があります。

皆さまのご協力をお願い申し上げます。